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    プロフィール
    HN:
    三浦 真司
    Webサイト:
    性別:
    男性
    職業:
    楽習堂塾長
    自己紹介:
    岐阜県羽島郡笠松町の学習塾の経営者です。
    【出身高校】
    岐阜県立岐阜高等学校
    【出身大学】
    慶應義塾大学経済学部
    P R

    授業の自由度を高める改革の実施(2)

    今回の改革の結果、中学生の授業は二種類が存在することになりました。一つは学年及び科目の指定がある授業で、こちらは従来からある授業です。もう一つは、学年及び科目の指定がない「巡回個別指導」の授業で、こちらは今回新設しました。両者がどのように違うのか、どちらがどういう点において好ましいのかについて、ポイントごとに説明していきたいと思います。


    【科目の自由度】
    指定ありの授業には、英語と数学しかありません。従って、理科・社会・国語をメインに受講することは、こちらでは不可能です。一方、指定なしの授業では英数理社国五科目から選べます。

    もっとも、指定ありの授業であっても、90分授業のうち自由時間として設定されている30分を理社国にあてることはできるので、指定ありの授業でも理社国の指導を受けることは可能ではあるのですが、メインにはなり得ません。90分みっちりと理科・社会・国語の授業を受けたい場合には、指定なしの時間帯をお選び下さい。


    【同じ仲間と一緒に学習することの是非】
    指定ありの授業では、同じ学年の仲間と机を並べて、だいたい同じ内容の学習をしていくことになります。そうなると、おのずから他の生徒と学習内容について話し合ったり、理解度を競い合ったりする機会が増えます。指定なしの授業だと、同時に受講している他の生徒と別の内容を学習している可能性が高く、こうした機会を得る可能性は低くなります。

    同じことを学習する仲間がいた方がいいか、悪いかということは、その生徒の性格も関わっているので、一概には言えません。社交的な子は仲間といた方が会話が楽しめる指定ありの授業の方が通う気になりやすいと思いますが、成績や理解度を比較する機会が増えることは避けられません。特に成績不振で、他人と比較されることが嫌な場合は、指定なしの授業を取る方が望ましいと思います。


    続きは次回に。

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    授業の自由度を高める改革の実施(1)

    9月から、授業構成を一部変更する改革を実施します。
    変更点は、大まかには以下の通りです。

    ①小学生の授業は、これまで算数限定で、4年生以上限定で学年ごとに時間帯を分けていました。
    ⇒科目を算数・理科・社会・国語から自由に選択可能、学年別に分けることも辞めて、1年生からでも入れるようにします。

    ②中学生の授業は、これまでは科目は英語・数学を指定して、学年も指定した時間帯を計10コマ用意していましたが、これを計6コマ(1年・2年・3年の英語と数学をそれぞれ一つずつ)に減らします。代わりに学年指定なし(高校生と合同)、科目指定もなしの授業を新設します。

    ③高校生の授業は、中学生と合同化した上で、時間帯を4コマ増設します。

    改革に伴って、楽習堂ホームページの「指導形態」「時間割」「使用教材」「ここにも注目」「入塾約款」のページを更新しました。

    この改革の意義として、
    〇時間帯が選びやすくなる。
    〇振替がしやすくなる。
    というものがあります。特に振替の実施時間の確保は現時点で僕が既に直面している問題なのでして、それに対応する必要に迫られたことが、今回の改革を思い至った最初の理由でした。

    中学生に関しては、「科目・学年指定あり」の授業と「科目・学年指定なし」の2種類の授業ができることになるので、どちらが良いのか判断に悩まれる方もおられると思います。

    その点については、次回の記事でお話しします。

    今週土曜日は20分早く営業終了します

    楽習堂をご贔屓頂き、ありがとうございます。

    当塾は普段、土曜日は18時まで開けているのですが、
    今週の土曜日(8月10日)は、誠に勝手ながら、私の用事のために20分早い17時40分に営業を終了させていただきます。

    ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

    復習型で指導する理由(5)

    加えて、講義形式の指導というのは学校の指導形態と同じです。学校は、先生1人で30人前後の生徒を指導しなければならないので、好ましい方法ではないにもかかわらずこの形式を採用せざるを得ないという事情があります。そして、塾でもやはり講義形式の指導を行うとなると、生徒は学校と塾で同じ形式の指導を2回受けることになります。しかし、同じ内容で同じ形式の指導を2回受けても、あまり効果は上がらないと思います。言い換えれば、学校と同じような形で塾でも指導を受けるのなら、わざわざ塾に行かせる必要が乏しいということです。

    学校と塾で教えられる内容が大きく異なっている場合は、この限りではありません。私立中学を目指す小学生が、学校と同じ講義形式の塾でも行く価値が生まれるのは、こういう理由です。普通の公立小学校の授業を受けていても私立中学合格は困難なので、塾で先取りしたり、高度な問題を教えてもらう必要があります。しかし逆に言うと、こうした目標を持たない限りは、学校と同じ形態で指導する塾に行っても仕方がないと思うのです。

    学校と異なる方法で教えなければ、塾に行く価値はない。塾に行く価値を高めるためには、学校と違う教え方をしなければならない。そうなると、講義する時間は可能な限り減らして、1人1人の知識量や理解度に合わせた形態の指導を塾は行うべきだ!…僕はそう思うのです。

    仮に予習型でこの形態を実行しようとすると、講師が教える分量が多くなりすぎるため、5~6人の生徒を相手にして実現させることは難しいのです。しかし復習型であれば、学校である程度までは教えられているため、塾の側で1から教える必要がないので、5~6人相手でも1人1人を指導する余裕が生まれます。

    せっかく学校で授業を受けるのだから、それを最大限利用して指導を行うべきなのです。予習型で講義形式で1から教えるのでは、学校との重複が多すぎて無駄が多いと僕は思っています。復習型にしてこそ、学校の授業を効率的に補完することができるのです。そうした信念の下、楽習堂では復習型の学習指導を行っていきます。

    こうした当塾の指導方針に賛同して頂ける方の入塾をお待ちしています。

    復習型で指導する理由(4)

    なぜ、講義形式の授業が好ましいものではないのか?

    講義形式では、多くの人数に対して同じ内容の講義をすることになります。しかし、それぞれの生徒の知識量や理解度は異なっているため、講義の内容が難しすぎたり、逆に簡単すぎたりする可能性もあります。個々の生徒の差異に対応するためには、生徒に問題を解かせて、その問題を解く過程で講師が一人一人の生徒に助言していく形の方が望ましいと思います。

    加えて、講師の話を一方的に聞くという形になってしまうと、一部の生徒は熱心に話を聞こうとしてくれるものの、あまり熱心に話を聞かない生徒も結構います。しかし僕の経験から判断すると、講義形態で一方的に話を聞くという形になると学習に熱心になれない生徒ても、自分で問題を解くという形だと、それなりに学習を進めていくケースがあります。

    結局、ただ聞くだけでは、前向きになれないことが多いのでしょう。嫌でも問題を解かされ、自分で考える環境に立たされて、ようやく学習しようとする生徒が多いということだと思います。そして、生徒が解けない問題を講師が指導する過程で、生徒と講師の間に一方的ではない双方向的なコミュニケーションが生まれます。双方向的な会話に巻き込まれると、人は会話の主題を考えざるを得なくなるものです。塾という場であれば、会話の主題は勉強中心になります。こうして、話を聞くだけでは勉強に関心を持たない子でも、勉強に惹き付けられ易くなるのです。

    続きは次回に。


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