チラシやホームページを熱心にご覧になって頂いた方は、二人の顔に様々な表情があることに気づいて頂けたのではないかと思います。それらの一部を列挙してみます。
現段階で46種類の表情があります。同じ表情を二人同時に作るので、別々にカウントすると92の顔があることになります。もっとも、92の顔を全て一から描いたわけではありません。表情の違いは、基本的には目と口と眉毛だけです(上の図の下の右から2番目の涙の絵のように、たまに頬の辺りに描き加える例外もありますけど)。すでにできあがった表情から目・口・眉毛のいずれか一部を切り取って、別の表情にその部分を貼り付けて、新しい表情を作り出します。なので、新しい顔を作り出す時間は案外かからないんです。
これは最近、楽習堂の開業に合わせて描き始めた絵ではないんです。実は一昔前、僕には同人作家として活動していた時期がありました。皆さん、コミックマーケット(略してコミケ)ってご存知でしょうか?僕はコミケそのものに出たことはないんですが、コミケに似たようなイベント(同人誌即売会と呼ばれる)でもっとマイナーなものは、全国各地で頻繁に行われています。そういうのに出て、作品を販売してたんです。
もっとも、僕は元来絵を描くことが特に好きだったわけではないので、漫画を描いてたわけではありません。小説その他の活字本を書いてたんですが、同人誌即売会は漫画やアニメ系が中心なので、そういう場の雰囲気に合わせるために、漫画っぽいイラストを描いて自分のブースに飾るようにしたんです。ミーヤやモモカの絵はその時に描いたものです。そして、彼らに対話をさせる文章(当塾のホームページの
室内案内のような感じのもの)を発表するようになったんです。
続きは次回に。
PR